この日記はもうダメだ(更新回数的な意味で)

もう2週間以上も前の話ですが、学校の友人に誘われ釣りに行きました。釣りっつっても匿名掲示板によく見られるアレとかコレとかソレじゃなく、悠々自適に水中散歩としゃれ込むお魚さんに美味くもない疑似餌を食いつかせ彼らにとっては真空も等しい空気中に引きずり出した上に火傷するほど高い温度の掌で体をまさぐるという魚類にとってはこれ以上ないほどの恐怖イベントの方の釣りです。ルアーフィッシングというのだろうか。


釣りならやはり自然を相手にするべきだという友人の言に誘われるまま朝五時半から出発し4時間くらい鈍行列車を乗り継ぎついた先とは!

よくノベル系ゲームで田舎の風景として駅前の寂れた商店街とか描写されてることがあるけど、甘いね。これが真の田舎ってやつだ。商店街どころか店の一軒すらねえ。駅に一番近い金を使う施設がジュースの自動販売機ですぜ? しかも触りたくならないくらいきったないの。僕らは田舎を甘く見すぎだと思います。


いやゲーム中では商店街くらいないと話が組み立てづらいだろうからいいんだけどね。


さて友人についていき釣りを始めるも生憎の灼熱の陽光に加え風。あちぃわ釣れないわとわりかし散々でした。まあルアーを動かすのは面白かったからよしとする。知ってるかい、ルアーってやつは水の中を進ませると勝手に尻尾を振って小魚の動きをしてくれるんだぜ? 正直感心した。


ボウズで帰ろうとしたところふとどんちゃん騒ぎが耳に入る。何事と覗いてみるとなにやら神輿が。

しまった、まさか祭りの日とぶつかっていたとは。金があったならすぐさま宿をとって参加していくところだったんだが、あいにく最近は金欠なので写真だけとってお別れ。さようなら神武天皇


結局一番楽しかったのは田舎分をたっぷり味わってきたということだったりする。

都会にはこういった歓迎分が足りない。



さて、釣りの場所は茨城県内だったが、その途中千葉県を通過していったのだ。そして千葉県といえばアレを買わねば嘘だろう。




マックスハー


その甘さは蟻も裸足で逃げ出すとのうわさも聞かれるMAXコーヒーである。東京ではまったく見かけないが千葉駅の自販機で普通に売ってました。即120円投入。家に帰って撮影の仕事をこなしてから冷却。では飲んでみましょうか。


甘ッ!


普通の甘さじゃないかと思いきやその直後に口全体に広がる容赦のない独特のくどい甘み! 何だこらと脳が危険信号を発する。ただでさえ甘いものがやや苦手なのにこれはいかん。というわけでこんなこともあろうかと買ってきた低脂肪乳で割りながら飲みました。これが普通に自販機で売ってる千葉県に狂気を感じる。


ちなみに、ここまで甘いのは練乳のせいだと思われます。