決して途中で飽きたわけではないが風邪を振り返る

発症自体は7月20日の夜でした。ここで微熱が出てきたんですよ。でその一週間くらい前から腹を壊したり頭痛が止まなかったりと不調の兆しが見えてたわけです。ここ一週間くらいの微妙な不調はこれの前振りかよ、微熱くらい俺は無視してシャワー浴びちゃう鈍感野郎だぜと嘲笑しながら就寝。翌日動かざる事山の如しを体現する体と対面する事に相成りました。

症状は色々有りましたが、一番きつかったのは全身を襲う鈍痛。筋肉が不自然に痛んでどうしようもない感じでした。弊害として寝ても一時間くらいするとこの痛みで目が覚めるので一日中寝てるのに寝不足というわけのわからん有様に。これには参りました。

あと頭痛やら寒気やらは定番なんでいいんですが、面白かったのは空腹感と食欲が全く別物だとわかったこと。この風邪で食欲を完全に失ってたんですが、ちゃんと空腹感を体は感じるらしく、腹が限界まで減ると例の空腹特有の腹痛が来るんですよ。食いたくもねえのに。しょうがないからってんでパンを一口噛んだら一気に吐き気が。泣きそうになりながら冷蔵庫を漁って見つけたのが桃缶。なんで風邪引いたとき桃缶だのリンゴを摩り下ろしたのだのを食べるんだろうって疑問に思ってたんですが、食欲を失って初めてわかりました。なんて食べやすいんだ、果物って!

そんな発見に心を躍らせながら豆乳や果物や野菜ジュースで栄養を取りつつひたすらベッドの上で汗をかく、という古典的な治療の甲斐あってか24日あたりでだいぶ症状も治まってなんとかご飯粒が食えるように。で、現在こうしてブログをかける程度にはなりました。いやー恐ろしいですね39度の世界。また行く機会があれば頭に3をつけて三々九度にしてやろうと思います。