じょーじはいい。想像を絶する。

いつだったか、某板に己がブログを晒し感想をいただいた時のこと。


「もっと写真を使って見やすいブログを心がけたまえ」


こんなことを言われた。馬鹿を申せと。こちとら28.8モデム時代からの画像嫌いだ。女性の裸体以外の画像など潰えてしまえばいいのだ。文章のみのやり取りにこそインターネットの醍醐味があるではないか。掲示板の一ページを読み込むのにも時間帯次第では分単位の待ち時間を要したあの時代を体験したものにとって、画像など嫌悪の対象でしかない。そう思っていた。


時は流れ、仮面ライダー響鬼に出演した渋江譲二がブログを運営していると又聞く。初めは興味がなかった。が、彼のブログの一文らしいこの文章を見て考えが変わった。

プリンだプリンだー└|∵|┐♪┌|∵|┘


プリンが美味いことは認めよう。だがこの文章はどうしたことだ。これが二十歳を超えた大人の書くことなのか。というかその両脇の生物は何だ。サボテンダーか。わからん、この男がわからん。
というわけで、ブログを読みふけってみた。


渋江譲二の『矛盾の男』は写真が主体のブログだ。写真を使ってブログが面白くなるものかよ! と思っていた僕にとってじょーじのブログは画期的だった。


ゴミ

この写真を撮ってきた時点で既にネタとしては成功しているといっても過言ではない。だがじょーじは更に痛烈な一言を加える。あげたい。あげようやあげたでは犯罪予告や犯行声明になってしまううえに、やってあげたという嫌な人間性をも露呈しかねない。そのどちらでもない「あげたい」を書けるじょーじの感性は大変いいものだと思う。


改行

また、じょーじの見過ごしがちな点に鋭いメスを入れる特異な視点も見逃せない。確かにバランスが悪い。が、それに気付ける視点を持つことは難しい。またこれに対するツッコミも大変ユニークだ。ただ書けばいい、言えばいいというものでもないという事を思い知らされる。


ドラクエ5

あじょーじ、ドラクエって面白いよね。実によく分かる。コドランは例えHPが低くても俺の戦友だった。
でもなにも大晦日の真昼間に役者がドラクエやらなくてもいいんじゃないかと思うんだ。


形式にとらわれないじょーじを僕は少しでも見習うべきだと思いました。