たしか41

昨年度から高校の授業に奉仕という項目が加わりました。どういう目的の授業かといいますと、社会に出る若者達に向け、サービス残業こそ日本の原動力なんだよミニマム脳みそにきっちり叩き込んどけこのニート予備軍ども!といったことを体と脳みそに教え込む授業です違いますかそうですか。

現在までに4回ほど授業を受けました。授業は全て「傾聴」を学ぶためのもので、お互いの自己紹介をしたあと具体的にどんなことを言ったのか後から書き表してみたり、言葉なしで月生まれごとに別れてみたり、5つのキーワードから絵を描かせてそれぞれが違う絵になるところを見たりとこれ何の授業?って感じでとても面白いです。

あと講師の先生いわく、傾聴の聴くの字には耳と目と心の字が入っています。これら全てを使って聴くことが傾聴です、と仰っておりますが目の不自由な人は傾聴出来ませんかとか思いました。

奉仕は道徳の授業の発展版みたいな目的で作られたと思うんですが、結局のところそういうのはガキのころから近所付き合いをきっちりやってりゃいいんじゃないかと思うわけです。授業は知識を詰め込むだけで十分だろうと。近所付き合いのなかった俺がこんだけ捻くれてるんだから間違いない。