メタルサーガ世界観考察

ふと、この世界の食糧事情ってどうなっているのかを考えてみた。サーガに畑ってのは殆どない。ネバーランドで作物を栽培しているくらいだろう。まああの荒野を見れば土から食料を得るのが難しい事は想像に難くない。

農耕が駄目ならやはり狩猟となるわけで、一番の食料はバイオ型モンスターから得た肉やらが妥当だろうか。実際ナメクジから得た得体の知れない細胞や、トンボの目玉を酒場に下ろしているから間違いないだろう。

実はハンターの得ている、モンスター討伐時の資金ってこんな感じでモンスターを食料としてハンター協会に下ろしたお金の事なんじゃないだろうか。

いやいや待て待て、人間はマシーン系・ヴィークル系の金属も食べているのかという話になりそうだが、こいつらにはもちろん別の道がある。鉄はそのまま鉄として流用できるし、一番大きいのは弾丸をそのまま奪える点にある。今の技術で弾丸を簡単に量産できるとは思えない以上、一番大きい収穫といえるのではないだろうか。

つまり、マシーン・ヴィークル系の敵から得た弾丸で、バイオ系の敵を倒し食料を得、食料で英気を養った人間がまたマシーン・ヴィークルから弾丸を得……。ノアが人間を滅するために放ったモンスターが、計らずも人間の生活を支える結果になっていたのだ。

ノアちゃんったら、意外とお茶目というお話。